冷凍庫から出したお肉を、電子レンジでチン。
そうしたら、端っこだけ白く火が通って、真ん中はまだカチカチ…。
おまけにお皿の底には、赤いドリップ(肉汁)がじんわり。
こんな解凍の失敗、ありませんか。
そこで気になるのが「解凍プレート」。
冷凍した食材をのせて置いておくだけで、レンジを使わずに解凍できるという、あのアルミの板です。
でも、正直こう思いますよね。
「ただのアルミ板に、本当にそんな効果あるの?」
その気持ち、とてもよく分かります。
わたしも最初は半信半疑でした。
この記事では、解凍プレートの仕組みと「効果が出る・出ない」の分かれ目を正直にお伝えしたうえで、定番の日本製6製品をじっくり比較していきます。
100均のものとの違いや、食材ごとの解凍時間の目安まで。
読み終わるころには、あなたの食卓に合う「失敗しない1枚」が見えてくるはずです。
まずは、自分に合うタイプがサッと分かる「タイプ別おすすめ早見表」からどうぞ。
価格について: 本記事の価格はすべて執筆時点の目安です。実際の販売価格は変動する場合がありますので、購入前に各販売ページでご確認ください。
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解凍プレートとは?「効果ない」と言われる理由も正直に解説

解凍プレートは、置くだけで冷凍食材を解凍できるアルミ製の板。
電気もガスも水も使いません。
ただ、ネットでは「効果がない」という声もチラホラ。
だからこそ、まずは仕組みと「効くケース・効かないケース」を正直にお話しします。
ここが分かると、商品選びでもう迷わなくなりますよ。
仕組み — アルミが「温める」のではなく「熱をすばやく移動させる」
解凍プレートは、食材を「温めて」いるわけではありません。
やっているのは、その逆。
冷凍食材の「冷たさ」を、プレート側へすばやく逃がしているんです。
ここでカギを握るのが、アルミの「熱伝導率」。
熱伝導率とは、熱の伝わりやすさのこと。
アルミはこの値がとても高く、空気中の熱を食材へどんどん運んでくれます。
イメージとしては、こんな感じ。
夏の鉄棒を握ると、ひんやり冷たく感じますよね。
あれは、手の熱が金属に一気に吸い取られているから。
解凍プレートは、これを「冷たさを逃がす」方向で利用しているわけです。
電気を使わないのに、自然解凍よりずっと早い。
その秘密は、この熱伝導の良さにあります。
「効果がない」と感じる3つの原因
「買ったけど、思ったより解けない…」。
そう感じてしまう原因は、だいたい次の3つに当てはまります。
- 厚みのある塊肉や冷凍ご飯に使っている:プレートが得意なのは、薄い食材。分厚いブロック肉や冷凍ご飯は、芯まで時間がかかります。
- アルミが薄い・純度の低い安価な製品を使っている:板が薄いと熱をためる力が弱く、解凍スピードも落ちてしまいます。
- 冬場など、室温が低い場所で使っている:プレートは周りの空気の熱を利用します。部屋が寒いと、その分ゆっくりに。
裏を返せば、薄めの食材を・しっかりした製品で・常温の部屋で使えば、ちゃんと効果は出るということ。「効かない」の正体は、使い方とのミスマッチだったりするんです。
電子レンジ・自然解凍との違い
では、レンジや自然解凍と比べてどうなのか。
それぞれの長所と短所を、表で見てみましょう。
| 解凍方法 | 速さ | 仕上がり | 手間・注意点 |
|---|---|---|---|
| 電子レンジ | ◎ 速い | △ 加熱ムラが出やすい・端が煮える | ワット数や時間の調整が必要 |
| 自然解凍 | △ 遅い | ○ ムラは少ない | 時間がかかる・夏場は衛生面が心配 |
| 解凍プレート | ○ 中間 | ◎ ドリップが出にくい | 厚い食材は不向き |
レンジは速いけれど、油断すると端が煮えてしまう。
自然解凍はきれいだけれど、とにかく待つ。
その「ちょうど中間」をねらえるのが、解凍プレートのポジションです。
じっくり待たず、でも煮えさせず。
このバランスの良さが、根強い人気の理由なんですね。
解凍プレートの選び方|押さえるべき3つのポイント

解凍プレート選びで見るべきは、たった3つ。
「素材・厚み」「溝やフィンの形」「サイズ」です。
この3点さえ押さえれば、あとで紹介する商品も自分で見比べられるようになります。
一つずつ、かみくだいて見ていきましょう。
素材・厚み — アルミ製・3mm以上が目安
まず素材ですが、結論から言うとアルミ製がおすすめです。
熱伝導の良さだけなら、本当は銅が一番。
でも銅はお値段が高く、お手入れも少し気をつかいます。
逆にステンレスはお手頃ですが、熱が伝わりにくく、解凍に時間がかかりがち。
その点アルミは、価格と性能のバランスがちょうどいい。
だから市販の解凍プレートは、ほとんどがアルミ製なんです。
そしてもう一つ大事なのが、板の「厚み」。
厚みは3mm以上を目安にすると安心です。
板が厚いほど熱をたっぷりためられるので、解凍のスピードが安定します。
薄い板だと、のせた食材にすぐ「熱負け」してしまい、途中で解凍が失速することも。
このあと紹介する製品にも、4mmの厚手タイプから2mmの薄型まで幅があります。
「厚み=速さの土台」と覚えておいてくださいね。
溝・フィン形状 — ドリップ処理と接地面積
次に注目したいのが、プレートの「表と裏の形」。
ここに各メーカーの工夫が詰まっています。
- 表面の溝:解凍中に出てくるドリップ(肉汁)を逃がす役割。溝があると食材が水たまりに浸からず、解凍ムラやベチャつきを抑えられます。
- 裏面のフィン(ひだ):板の裏のギザギザ部分のこと。空気にふれる面積が増えるので、熱をより多く吸い込めます。
平らなだけの板に見えても、裏返すとフィンがびっしり、なんて製品も。
この「見えない裏側」が、解凍スピードを左右しているんですね。
サイズ — 使う食材+洗いやすさで選ぶ
最後はサイズ選び。
ここは「何を解凍するか」で決めると失敗しません。
- 薄切り肉1パックくらいなら:20cm前後のコンパクトサイズで十分。
- 家族分の塊肉や大きな魚を解凍するなら:25cm以上のゆったりサイズが使いやすい。
ただし、大きければいいというものでもありません。
サイズが大きいほど、収納場所を取りますし、洗うのも少し手間。
シンクの広さや、しまう引き出しのサイズも思い浮かべながら選ぶと、買ってから「置き場所がない…」とならずに済みますよ。
【結論】タイプ別おすすめ早見表

「選び方は分かったけど、結局どれがいいの?」。
そんな声にお応えして、まずは結論から。
あなたのタイプ別に、おすすめの1枚をまとめました。
気になる商品が見つかったら、下の「おすすめ6選」で詳しくチェックしてみてくださいね。
| こんな人に | おすすめ | 特徴 |
|---|---|---|
| 迷ったら定番・間違いない日本製 | 杉山金属 Newクイッ君 | 燕三条製・解凍/冷凍/粗熱取りの3役・水受け付き |
| とにかく最速で解凍したい | 大蔵製作所 解凍ハサミン ファイン | 上下から挟む2枚構造・両面同時 |
| 厚切り肉も使う・厚み重視 | 藤田金属 解凍エコちゃん | 4mm厚・大きめサイズでコスパ◎ |
| キッチンになじむデザイン重視 | ラドンナ Toffy | おしゃれなグレージュ・軽量350g |
| まず手頃に試したい | LeLante | Amazon高評価・薄型で収納ラク |
| SNSで人気の商品が気になる | かっぱ橋 解凍プレート | 高純度アルミに特殊コーティングとフィン加工 |
どれも、長く使われている定番ばかり。
それぞれの個性を、このあと一つずつ掘り下げていきます。
「自分はこれかも」という1枚を、ぜひ見つけてみてください。
解凍プレートおすすめ6選【日本製・定番を厳選】

ここからは、長く愛されている定番6製品を一つずつご紹介します。
どれも「アルミの板」という点は同じでも、得意分野や個性はそれぞれ。
あなたの食卓に合いそうな1枚を、のんびり探してみてくださいね。
価格について: 本記事の価格はすべて執筆時点の目安です。実際の販売価格は変動する場合がありますので、購入前に各販売ページでご確認ください。
杉山金属 解凍皿 Newクイッ君(KS-3181)|迷ったらこの定番
「とりあえず間違いない1枚が欲しい」。
そんな人にまずおすすめしたいのが、杉山金属のNewクイッ君です。
作られているのは、金物の街として知られる新潟・燕三条。
解凍だけでなく、急速冷凍、お弁当の粗熱取りまでこなす3役プレートです。
うれしいのが、フチのある「お皿型」だということ。
解凍中に出てくるドリップがプレートの中に収まるので、キッチンが水浸しになりません。
裏面にはフィン構造、表面にはシリコン塗装と、細かな工夫もしっかり。
価格は約1,800円ほどで、Amazonのレビューは972件で星4.3(執筆時点)。
テレビや雑誌でも取り上げられてきた、まさに定番中の定番です。
重さは700gとやや、ずっしり。
そこだけ好みが分かれますが、「水受けつきで毎日ガシガシ使える1枚」を探しているなら、最有力候補ですよ。
大蔵製作所 解凍ハサミン ファイン|上下から挟んで最速
とにかく1分でも早く解凍したい。
そんなせっかちさんにぴったりなのが、解凍ハサミン ファインです。
最大の特徴は、アルミの板が2枚セットになっていること。
食材を上下からサンドして、両面から一気に熱を伝えます。
片面だけより、もちろん速い。
解凍プレートを比較検証するメディアでも、最速クラスと評価されることが多い実力派です。
サイズはA5ほどとコンパクトで、立てて収納できるのもうれしいところ。
薄切り肉やお刺身の柵、食パンなど、ちょっとした食材をサッと解凍したい場面で大活躍します。
ただ、挟む構造なので、分厚い塊肉には少し不向き。
「薄めの食材を毎日スピーディに解凍したい」という人に、いちばんハマる1台です。
藤田金属 解凍エコちゃん|4mm厚でコスパ良好
厚みのある食材もしっかり解凍したいなら、藤田金属の解凍エコちゃんを。
魅力は、なんといっても板厚4mmの重厚なアルミ。
熱をたっぷりためられるので、大きめの食材でも解凍スピードが落ちにくいんです。
メーカーの公表値では、マグロの切り身が通常60分のところを約25分にまで短縮できたそう。
牛肉や鶏もも肉といった大きめの食材でも、解凍時間がぐっと縮まるとされています。
「分厚いお肉やお魚をよく冷凍する」という家庭には、頼もしい味方です。
サイズも約30cmと大きめなので、家族分の食材を一度にのせられます。
電気もガスもいらない、シンプルでエコな1枚。
フチがないタイプなので、ドリップの多い食材のときは下にお皿を敷くと安心です。
そのひと手間さえ気にしなければ、厚み・大きさ・お値段のバランスがとても優秀ですよ。
ラドンナ Toffy K-KU23|インテリアになじむデザイン
キッチンに置くものは、見た目もかわいくありたい。
そんな人の心をくすぐるのが、ToffyのK-KU23です。
家電や雑貨でおなじみ、ラドンナの人気ブランドToffy。
落ち着いたグレージュカラーで、出しっぱなしにしてもサマになります。
見た目だけではありません。
中心と端の解凍スピードの差が小さく、大きめのお肉やお魚もムラになりにくい設計です。
重さは約350gと、6製品のなかでもかなり軽量。
片手でひょいと扱えるので、毎日の出し入れがラクなんですね。
四隅にはシリコーンゴムがついていて、置き場所を傷つけにくく、滑り止めにもなります。
このゴムは取り外して洗えるので、お肉やお魚の匂い残りも気になりません。
解凍スピードそのものは、6製品のなかでは標準的。
「最速」を求めるよりも、デザインと使い心地のよさを大事にしたい人にこそ向いています。
「機能もデザインも妥協したくない」という欲ばりさんに、ちょうどいい1枚です。
LeLante 解凍プレート|まず試したい人の入門機
解凍プレートって、まずは気軽に試してみたい。
そんな最初の1枚にぴったりなのが、LeLanteの解凍プレートです。
Amazonのレビューはなんと1,000件超で、星4.5という高評価(執筆時点)。
たくさんの人が使って満足している、安心感のあるベストセラーです。
高純度のアルミを使っていて、薄切り肉や冷凍のお魚ならサッと解凍。
「レンジでムラになりがちなひき肉も、きれいに解けた」という声も見かけます。
板厚は約2mmと薄型なので、収納場所にも困りません。
立てかけてしまえば、すき間にすっと収まります。
分厚い塊肉は少し時間がかかりますが、日常使いなら十分。
「高い物を買って失敗したらどうしよう…」とためらっている人が、最初の一歩を踏み出すのにちょうどいい1枚です。
かっぱ橋 解凍プレート|質感とロングユースで選ぶ
どうせ買うなら、長く使える良いものを。
そんなこだわり派に手に取ってほしいのが、cesa beamsの解凍プレートです。
特殊コーティング加工と表面処理。
この組み合わせと高純度アルミが冷気をどんどん逃がし、しっかりとした解凍力を生み出します。
薄型なのにずっしりとした質感も魅力的。
6製品のなかではちょっと贅沢な価格帯ですが、その分「一生モノ」として長く付き合えます。
解凍プレートの比較表|サイズ・素材・価格で一覧

ここまで紹介した6製品を、ひとつの表にまとめました。
気になっていた2つを並べて見比べると、違いがぐっと分かりやすくなりますよ。
商品名の型番部分はリンクになっています。
「もう少し詳しく見たいな」と思ったら、タップして確認してみてくださいね。
| 商品名(型番) | 素材・厚み | サイズ | 溝・フィン | 急速冷凍 | 価格の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 杉山金属 Newクイッ君(KS-3181) | アルミ/底2.5mm | 25×21.5cm | フチ・裏フィン | ○ | 約1,800円 |
| 大蔵製作所 解凍ハサミン ファイン | アルミ/2枚組 | A5サイズ相当 | 挟む構造 | △ | 中価格帯 |
| 藤田金属 解凍エコちゃん | アルミ/4.0mm | 30×18.5cm | フラット | ○ | お手頃 |
| ラドンナ Toffy(K-KU23) | アルミ・シリコン | 29.5×20.8cm | フラット・脚付 | △ | やや高め |
| LeLante 解凍プレート | 高純度アルミ/2mm | 29.5×21cm | フラット薄型 | △ | お手頃 |
| かっぱ橋 解凍プレート | 高純度アルミ/3.2mm | 21×15cm | フィン | ○ | 高価格帯 |
こうして並べると、それぞれの個性がはっきりしますね。
厚みで選ぶなら藤田金属、最速なら大蔵製作所、デザインならToffy。
あなたの「これだけは譲れない」ポイントを軸に選ぶと、後悔しにくいですよ。
【食材別】解凍プレートで何分かかる?時間の目安一覧

「で、結局どれくらいで解けるの?」。
ここがいちばん気になりますよね。
解凍プレートは、食材によって得意・不得意がはっきり分かれます。
「効果なし」と感じる人の多くは、実は不得意な食材に使っているだけ。
食材ごとの目安を知っておけば、ガッカリせずに使いこなせますよ。
なお、ここでの時間はあくまで目安です。
食材の厚みや室温、プレートの厚み・製品によって、解凍時間は大きく変わります。
メーカーの検証値もあくまで一例なので、ご家庭では様子を見ながら調整してくださいね。
よく解ける食材(薄切り肉・切り身魚・エビ・ひき肉)
解凍プレートが本領を発揮するのが、薄めの食材です。
- 薄切り肉(豚こま・牛薄切りなど):10〜20分ほど
- 切り身の魚・お刺身の柵:15〜30分ほど
- むきエビ・ひき肉:10〜20分ほど
このあたりは、まさにプレートの得意分野。
途中で一度ひっくり返すと、より均一に解けてくれます。
薄切り肉を平らに広げて冷凍しておくと、解凍もぐっとスムーズ。
「朝のせておいて、夕方には夕飯の支度ができる」くらいの感覚で使えます。
時間がかかる・工夫が必要な食材(厚切り肉・かたまり肉)
一方、厚みのある食材は少し時間がかかります。
- 厚切りのステーキ肉・鶏もも肉:30〜60分ほど
- ブロックのかたまり肉:1時間以上かかることも
「効かない」と感じるのは、たいていこのタイプ。
プレートが悪いのではなく、食材が分厚いだけなんです。
おすすめは、冷凍する前のひと工夫。
塊のまま凍らせず、使う分だけ薄く小分けにして冷凍しておくこと。
こうしておけば、解凍プレートの得意な「薄い食材」に早変わりしますよ。
向かない・注意が必要な食材(冷凍ご飯・葉物・加熱前提のもの)
逆に、プレートが苦手な食材もあります。
- 冷凍ご飯:芯まで時間がかかるうえ、パサつきやすい。レンジ加熱が向いています
- 冷凍の葉物野菜:解凍するとベチャっとなりがち。凍ったまま加熱調理するのがおすすめ
- もともと加熱して食べる冷凍食品:そのまま調理した方がおいしく仕上がります
解凍プレートが得意なのは、あくまで生のお肉やお魚の「半解凍」。
この線引きを知っておくだけで、「思ってたのと違う…」を防げます。
解凍した食材は、できるだけ早めに調理しましょう。常温に置く時間が長くなると、衛生面で心配が出てきます。解凍が終わったらすぐ使う、を習慣にしておくと安心です。
解凍プレートの使い方とコツ|急速冷凍にも使える

解凍プレートは、ただ置くだけ。
でも、ちょっとしたコツで解凍スピードはぐんと変わります。
しかも、解凍だけの道具だと思ったら大間違い。
実は「急速冷凍」にも使えるんです。
このひと工夫を知っておくと、毎日の自炊がもっとラクになりますよ。
基本の使い方(置くだけ・途中で裏返す)
使い方は、本当にシンプル。
冷凍食材をプレートにのせて、あとは待つだけです。
ポイントは、途中で一度ひっくり返すこと。
プレートに接している面の方が早く解けるので、裏返すと全体が均一に仕上がります。
ラップや袋に入れたままのせてもOK。
直接のせる場合は、使う前にプレートをサッと洗っておくと衛生的です。
もっと早く解凍する3つのコツ
「もう少し早く解けないかな」というときは、この3つを試してみてください。
- 食材を薄く広げる:接する面が増えるほど、解凍は早くなります
- 常温の部屋で使う:プレートは周りの空気の熱を利用するので、寒い場所は避けて
- 両面をうまく使う:ラップの上から、もう1枚プレートをのせて挟むのも効果的
どれも、ほんのひと手間。
でも、この差が「あと10分」を縮めてくれます。
「急速冷凍」「粗熱取り」にも使える
ここが、解凍プレートの意外な実力。
熱をすばやく移動させる仕組みは、冷凍するときにも役立つんです。
作り置きや買ってきたお肉をプレートにのせて冷凍庫へ。
すると、ふつうに冷凍するより早く凍ります。
なぜ早さが大事かというと、ゆっくり凍ると食材の細胞が壊れやすいから。
すばやく凍らせるほど、解凍したときのドリップが減り、旨味も逃げにくくなります。
熱々のお弁当やおかずの粗熱取りにも、同じ理屈で活躍。
冷蔵庫に入れる前のひと休みに、サッと冷ましてくれます。
急速冷凍に特化した専用プレートも気になる方は「急速冷凍プレートおすすめ」で素材・厚みから比較しています。
ちなみに、冷凍した食材を長くおいしく保ちたいなら、空気をしっかり抜く「真空パック」もおすすめです。
冷凍焼けを防ぐ真空パック器については、別の記事であらためて詳しくご紹介する予定です。
作り置きそのものをもっと活用したい方は、保存容器の選び方も知っておくと便利。
こちらも近いうちに、おすすめの容器をまとめてお届けしますね。
100均・ニトリの解凍プレートとの違い|安い物でいい?

「解凍プレートなら、100均にもあるよね?」。
そう思った方、鋭いです。
ダイソーやセリア、ニトリにも、似たアルミの解凍プレートは売っています。
仕組みは基本的に同じ。
では、メーカー品と何が違うのでしょうか。
差が出やすいのは、おもに次の3点です。
- アルミの厚み:100均のものは薄めのことが多く、熱をためる力で差が出やすい
- アルミの純度:純度が高いほど熱が伝わりやすく、解凍スピードに影響します
- 水受けの設計:フチや溝がない製品だと、ドリップがまわりに広がりやすい
つまり、安い物が「ダメ」というわけではないんです。
ときどき薄切り肉を1枚解凍するくらいなら、100均のプレートでも十分役立ちます。
「まずは解凍プレートってどんなものか試したい」という入口にもぴったり。
一方で、毎日のように使う・厚めの食材も解凍する、という人。
こういう場合は、しっかりした厚みのメーカー品の方が、結果的に満足しやすい傾向があります。
解凍の速さや、お手入れのしやすさで「やっぱり違うな」と感じる場面が出てくるんですね。
大切なのは、自分の使い方に合わせること。
「お試しなら100均、本格的に使うならメーカー品」。
この線引きで考えると、買ってからの後悔がぐっと減りますよ。
解凍プレートのよくある質問(FAQ)

最後に、購入前によく聞かれる疑問をまとめました。
気になっていたことが、ここでスッキリするかもしれません。
Q. 食洗機で洗えますか?
アルミ製のものは、基本的に手洗いがおすすめです。
食洗機にかけると、洗剤や高温で表面が黒く変色することがあります。
中性洗剤とやわらかいスポンジで、サッと洗うのがいちばん。
洗ったあとはしっかり乾かすと、長くきれいに使えますよ。
Q. 解凍プレートは本当に効果がありますか?効果なしの口コミは?
ちゃんと効果はあります。
ただし、得意な食材で使うことが前提です。
「効果なし」という口コミの多くは、分厚い塊肉や冷凍ご飯に使っていたり、薄くて安価な製品だったりするケース。
薄切り肉やお魚を、しっかりした厚みのプレートで解凍すれば、自然解凍よりずっと早く解けるのを実感できます。
Q. 肉と魚、両方に使えますか?
はい、どちらにも使えます。
お肉もお魚も、半解凍にするのが得意です。
ただ、生の食材を直接のせたあとは、衛生面に気をつけて。
使うたびにきれいに洗って、しっかり乾かしてから次に使いましょう。
Q. 電子レンジの解凍機能とどちらが良い?
これは、何を優先するかで変わります。
仕上がりのきれいさを重視するなら、解凍プレート。
ドリップが出にくく、端が煮えてしまう失敗もありません。
とにかく速さが最優先、という場面ではレンジが便利。
急いでいる日はレンジ、ていねいに解凍したい日はプレート、と使い分けるのが賢いですね。
Q. お手入れ方法は?
中性洗剤とやわらかいスポンジで洗い、水気をしっかり拭き取るのが基本です。
金属たわしや研磨剤は、表面を傷つけるので避けましょう。
しっかり乾かしてから収納すれば、変色も防げます。
ちなみに、冷凍と冷蔵の上手な使い分けについては、冷蔵庫に入れてはいけない食材をまとめた記事でも触れています。
こちらも公開後にあわせて読むと、食材の保存がもっと得意になりますよ。
まとめ|あなたに合う解凍プレートの選び方

解凍プレートは、置くだけで冷凍食材を解凍できる便利な道具。
でも、選び方と使い方を知らないと「効果なし」と感じてしまうこともあります。
最後に、選び方の3つのポイントをおさらいしましょう。
- 素材・厚み:アルミ製・3mm以上が、解凍スピードの目安
- 溝・フィン:ドリップ処理と熱吸収を左右する、見えない工夫
- サイズ:使う食材と、洗いやすさ・収納で選ぶ
そして、得意なのは薄めの生肉・生魚の半解凍。
厚い食材は薄く小分け冷凍しておくと、ぐっと使いやすくなります。
タイプ別のおすすめは、記事の途中でご紹介した早見表が便利です。
「自分はどれかな」と迷ったら、もう一度のぞいてみてくださいね。
迷ったら、定番の杉山金属 Newクイッ君。
最速を求めるなら大蔵製作所 解凍ハサミン、厚み重視なら藤田金属 解凍エコちゃん、デザインならラドンナ Toffy。
それぞれに個性があるので、ピンときた1枚をのぞいてみてください。
冷凍室の容量そのものに悩んでいる方は、冷蔵庫選びから見直すのも手。
一人暮らし向けの冷蔵庫については「一人暮らし冷蔵庫おすすめ8選」で詳しくまとめています。
また、解凍した食材を上手に使い切るには、作り置きの保存容器も心強い味方。
おすすめの保存容器についても、近いうちにまとめてご紹介する予定です。
あなたの食卓に合う1枚が見つかって、毎日の「解凍プチストレス」から解放されますように。



