お風呂の隅に立てかけたブラシ。
ふと底を見たら、ピンク色のヌメヌメがびっしり…。
「掃除する道具が汚れてるって、どういうこと?」
そう思いながらも、置き場所が他にないからまた同じ位置に戻してしまう。
来客の日には慌ててシャンプーボトルの裏側に隠したり、洗面器で見えないようにフタをしたり。
実はこの悩み、「床に置かない」を徹底するだけで一気に解決します。
お風呂掃除の道具を「吊るす・浮かせる・隠す」の3つの方法で収納すれば、ヌメリもカビも防げて、見た目はホテルライクに。
この記事では、100均・ニトリ・山崎実業towerの収納グッズから、道具ごとの「ベスト定位置」、さらに収納と掃除習慣を組み合わせるコツまで、まるっとお伝えしますね。
なぜ「床に置かない」だけでお風呂が変わるのか

浴室の湿度は、入浴中に90%を超えることもあります。
この湿気がこもった空間で、ブラシやスポンジを床に直置きするとどうなるか。
接地面に水が溜まり、24時間以内にはピンクぬめり(ロドトルラという酵母菌)が発生し始めます。
放っておけば黒カビに進化。
掃除道具が「カビの苗床」になってしまうのね。
直置きが引き起こす問題は、大きく3つ。
- ヌメリの温床になる — 接地面が常に濡れていると雑菌が繁殖。洗っても翌日にはまたヌメッとする
- 黒カビの原因になる — ブラシの根元やスポンジの底面は乾きにくく、カビの定番スポットに
- 見た目のストレス — 洗剤ボトルが並び、ブラシが転がり、生活感が丸出し。くつろぎの空間が台無しに
逆に言えば、道具を「浮かせる」だけで乾燥スピードは格段に上がります。
水が切れれば菌は増えにくい。
掃除の手間も減る。
「置き場所を変える」だけで始まる好循環、試してみる価値はありますよね。
毎日の掃除が面倒に感じている方は、毎日つらい人の「ついで習慣」もあわせて読んでみてください。
浴室収納の3原則「吊るす・浮かせる・隠す」

お風呂の掃除道具をスッキリ収納するには、3つの方法があります。
自分の浴室の壁材や間取りに合った方法を選ぶのがポイント。
吊るす:フックやバーに掛ける
タオルバーやS字フックに掛けるだけ。
最もシンプルで、乾燥スピードが一番早い方法です。
ブラシやスクイージーなど、穴やフック穴がある道具との相性が抜群。
ただし掛けられる道具の形状が限られるのと、バーの耐荷重を超えると落ちてくるのが弱点ですね。
浮かせる:マグネットや吸盤で壁に固定
ユニットバスの壁には、鉄板が仕込まれていることが多いのをご存知ですか?
試しに冷蔵庫のマグネットを浴室の壁にくっつけてみてください。
ぴたっと付いたら、マグネット収納が使えるサイン。
マグネット式なら取り外しも自由で、掃除のときにサッと外してまた戻せます。
吸盤タイプはマグネットが付かないタイル壁にも使えるので、自宅の壁材をまず確認してみましょう。
隠す:扉裏やラック内に収納
「とにかく生活感を消したい」という方は、扉の裏側やラックの内側に収納するのが正解。
突っ張り棒タイプのラックや、浴室扉のタオルバーに引っ掛けるポケット収納が便利です。
来客が多いお家や、浴室を「くつろぎ空間」として大切にしている方に向いています。
壁材別の選び方まとめ:
| 壁のタイプ | おすすめ方法 |
|---|---|
| マグネットが付く壁(ユニットバスに多い) | マグネット式が最強 |
| タイル・ガラス壁 | 吸盤式 or 突っ張り棒 |
| 凹凸のある壁 | フック+タオルバー吊り下げ |
100均で揃う!浴室の「浮かせる収納」グッズ5選

「まずはお金をかけずに試してみたい」
そんな方にぴったりなのが、ダイソーやセリアの100均グッズ。
110円でここまでできるの? と驚くラインナップが揃っています。
1. マグネット式フック(ダイソー・セリア)
浴室壁にぴたっと付くネオジム磁石タイプが狙い目。
ブラシの持ち手やスクイージーを掛けるのに最適です。
耐荷重は商品によって500g〜1kgほど。
パッケージの表示を必ず確認してから、重めの道具を掛けるようにしましょう。
2. ワイヤーラック(セリア)
吸盤やマグネットで壁に固定するタイプのミニラック。
洗剤のスプレーボトルを立てたり、小物をまとめたりするのに重宝します。
ステンレス製を選ぶとサビにくくて長持ち。
プラスチック製は軽いけれど、半年ほどで吸盤の吸着力が落ちてくることもあるので、定期的にチェックしてくださいね。
3. スポンジホルダー(ダイソー)
マグネットで壁にくっつく小さなホルダー。
スポンジを挟み込むように固定して、水が自然に切れる設計のものがベスト。
使い終わったスポンジをポンと置くだけで、翌朝にはカラッと乾いています。
4. タオルバー(セリア・ダイソー)
マグネット式のタオルバーは、タオルだけでなく「吊るす収納のベース」として活躍します。
S字フックを何個か引っ掛ければ、ブラシ・手袋・洗面器をまとめて吊るせるステーションに早変わり。
1本あると収納の自由度が一気に上がりますよ。
5. マグネット補助プレート(セリア)
「うちの壁、マグネット付かないんだけど…」
そんなときの救世主がこれ。
粘着テープで壁に貼る薄い鉄板プレートで、貼った場所にマグネットが付くようになります。
セリアの「マグネットが付く粘着シート」は、ユニットバス以外のタイル壁にも使えて110円。これを2〜3枚貼れば、マグネット収納の選択肢が一気に広がります。
ちなみに、100均でフックを買うなら掃除ブラシ選びも一緒に。
有吉ゼミで話題のブラシは、フックに掛けやすい持ち手の形状なので、マグネットフックとの相性が良いですよ。
ニトリ&山崎実業で叶える「見せない浴室」

100均グッズで「浮かせる」感覚を掴んだら、次のステップへ。
「もう少しデザインに統一感が欲しい」
「耐久性が気になる」
そう感じたら、ニトリや山崎実業towerシリーズの出番です。
ニトリ マグネット ボトルラック ワイド
ニトリの浴室マグネット収納で一番人気がこれ。
シャンプー・リンス・ボディソープの3本を並べても、耐荷重3.5kgでびくともしません。
底面にスリットが入っていて水が自然に切れるから、ボトルの底がヌメる心配もなし。
しかも樹脂部分に銀イオンの抗菌加工が施されています。
1,490円前後でこの機能、さすがニトリですよね。
ひとつ気をつけたいのは、カラー展開がホワイト中心で、towerシリーズほどバリエーションは多くないこと。
ただ、白は清潔感があって浴室の壁に馴染みやすいので、実際には問題になりにくいですよ。
山崎実業 tower マグネット スポンジホルダー ダブル
towerシリーズの真骨頂は、このミニマルなデザイン。
2段構造になっていて、上段にスポンジ、下段にブラシのヘッド部分…というように道具を分けて収納できます。
通気性が良い設計で、中に入れた道具が乾きやすいのもポイント。
白と黒の2色展開なので、浴室全体をtowerシリーズで揃えると統一感が出ます。
ディスペンサーホルダー、タオルバー、石けんトレー…と同じシリーズで全部揃うのが、towerの強みですね。
1,500円前後と100均の約14倍の価格ですが、マグネットの磁力の強さと、2〜3年使い続けてもヘタらない耐久性を考えると、長い目で見ればコスパは悪くありません。
100均との比較:結局どっちがいいの?
| 比較ポイント | 100均 | ニトリ・tower |
|---|---|---|
| 価格 | 110円 | 1,000〜2,000円 |
| デザイン | シンプルだが統一感は出にくい | シリーズで揃えるとホテルライク |
| 耐久性 | 半年〜1年で吸盤・磁力が弱る場合あり | 2〜3年は安定して使える |
| 機能 | 最低限 | 抗菌加工・水切り構造あり |
「まず試してみたい」なら100均。
「浴室の見た目にもこだわりたい」「長く使えるものが欲しい」ならニトリかtowerがおすすめです。
掃除道具別「ベスト収納ポジション」

収納グッズが決まったら、次は「どの道具をどこに置くか」。
道具ごとに最適な収納方法が違うので、ここでベスポジを押さえておきましょう。
ブラシ類
フックに吊り下げるか、マグネットホルダーで壁に固定。
大切なのは、毛先を下に向けること。
毛先が上だと水が持ち手側に溜まり、ブラシの付け根がカビやすくなります。
持ち手に穴が開いているタイプなら、S字フックでそのまま吊るせて楽ちん。
スポンジ
マグネット式スポンジホルダーがベスト。
挟み込むタイプなら、使い終わったらワンアクションでセット完了。
ポイントは「スポンジの面が壁と平行にならないこと」。
壁に密着してしまうと片面が乾かず、ニオイの原因になります。
少し浮かせて空気が通る角度をキープしましょう。
洗剤ボトル
スプレーボトルはタオルバーに引っ掛けるのが王道。
トリガー部分をバーに掛けるだけで、逆さまの状態で収納できます。
ポンプ式のシャンプーやボディソープは、マグネット式ディスペンサーホルダーに。
ニトリのボトルラックワイドなら3本まとめて浮かせられます。
風呂椅子・洗面器
意外と困るのがこの2つ。
大きいから場所を取るけれど、使わないときは邪魔ですよね。
おすすめは、浴槽のフチに立てかける方法。
椅子は座面を浴槽側に向けて立て、洗面器は裏返してフチに乗せれば、床に接地せず水も切れます。
タオルバーの耐荷重に余裕があれば、洗面器をフックで吊るすのもあり。
掃除用ゴム手袋
ピンチ付きフックか、洗濯バサミ型クリップで吊るしましょう。
指先を下にして吊るせば、中の水がしっかり切れます。
浴室から出して脱衣所の突っ張り棒に干す方法もありますが、「すぐ使えるようにしておきたい」なら浴室内のタオルバーに吊るすのがおすすめ。
入浴後のひと拭き用には、吸水タオルおすすめ5選も参考にしてみてくださいね。
収納したらカビ知らず!「ついで掃除」との合わせ技

道具の定位置が決まると、不思議なことが起きます。
「道具を戻す」という動作が、掃除のきっかけになるのね。
たとえば入浴後、こんな流れをルーティンにしてみてください。
- シャワーで壁と床をざっと流す(30秒)
- スクイージーで鏡と壁の水滴をサッと切る(1分)
- 掃除道具をそれぞれの定位置に戻す(30秒)
合計たった2分。
「出しっぱなし」だと掃除のたびに道具を探すところからスタートになりますが、定位置があれば「手を伸ばせばすぐそこ」。
このワンアクションの差が、掃除を「面倒な家事」から「ついでに済ませること」に変えてくれます。
スクイージー(水切りワイパー)は、towerシリーズにもマグネット式があります。
掃除道具の収納を整えるタイミングで、一緒に揃えておくと便利ですよ。
「ついで掃除」をもっと深掘りしたい方はこちら。
「洗剤を使わずスプレーするだけ」の方法もあります。
よくある質問
マグネットが付かない浴室壁はどうすればいい?
タイル壁やガラス壁など、マグネットが付かないケースは珍しくありません。
対策は2つ。
- 吸盤タイプの収納を使う — ツルツルした壁面なら吸盤式がしっかり密着します。吸盤を取り付ける前に壁を水で濡らすと、吸着力がアップしますよ
- マグネット補助プレートを貼る — セリアの「マグネットが付く粘着シート」(110円)を壁に貼れば、その部分にマグネット収納が使えるようになります
賃貸でも大丈夫?
マグネット式と吸盤式は、壁に穴を開けないので賃貸でも安心して使えます。
マグネットは取り外しても跡が残りません。
吸盤も、剥がしたときに粘着跡が出にくい素材のものを選べば問題なし。
突っ張り棒タイプも壁を傷つけないので、賃貸向きの選択肢です。
シャンプーボトルの収納はどうする?
マグネット式ディスペンサーホルダーが便利です。
ニトリのボトルラックワイド(耐荷重3.5kg)なら、500mlボトル3本を並べて浮かせられます。
ポンプを押したときの振動でも落ちにくい設計なので、家族みんなで安心して使えますよ。
まとめ
お風呂掃除の道具収納は、「吊るす・浮かせる・隠す」の3原則でスッキリ解決します。
- まず100均のマグネットフックやスポンジホルダーから試してみる
- デザインや耐久性にこだわるなら、ニトリやtowerシリーズへステップアップ
- 道具ごとの「ベスポジ」を決めて、入浴後2分のルーティンを習慣にする
110円のフックひとつで、浴室の景色は変わります。
「今日100均に寄って、マグネットフック1つだけ買ってみよう」
それだけで十分。
小さな一歩が、カビ知らずのスッキリ浴室への入り口になりますよ。
重曹やクエン酸を使ったナチュラルクリーニングに興味がある方は、こちらもどうぞ。






