毎日の入浴で欠かせないと思われがちな風呂蓋。
ですが「掃除が面倒」「カビがつきやすい」など、実は手間がかかる存在でもあります。
わが家も以前は当たり前のように使っていましたが、思い切って風呂蓋をやめたら驚くほど快適になりました。
この記事では、風呂蓋をやめる理由や代用品、自作の工夫、掃除のラクさまで詳しくご紹介します。
お風呂の蓋をやめた理由とは?

風呂蓋は便利ですが、掃除が大変で、放置するとカビやぬめりが発生します。
特にシャッター式や蛇腹タイプは細かい溝に汚れが溜まりやすく、毎回ゴシゴシ洗うのは正直面倒です。
また、乾かすときにも大きなスペースが必要で、浴室内に置いておくと湿気がこもり、余計にカビが発生しやすくなるというデメリットもあります。
さらに、風呂蓋自体が重くて扱いにくく、開閉の際に水滴が飛び散ることもあり、意外とストレスが多い存在なのです。
風呂蓋をやめることで得られるメリット
- 掃除の手間が激減し、時間を有効活用できる
- カビやぬめりが減ることで清潔を保ちやすい
- 浴室全体がスッキリして広く見えるようになる
- 蓋を乾かす場所や収納スペースが不要になり、浴室の動線が快適に
- 蓋の開閉がなくなることで、日常の小さなストレスが減少する
- 湯気が浴室全体に広がることで、冬場は簡易スチームのような効果を感じられることも
我が家の風呂蓋卒業ストーリー
子どもが小さい頃は保温のために必須でしたが、成長して入浴時間がまとまるようになった今では不要に。
思い切って処分したら掃除もラクになり、「なんでもっと早くやめなかったんだろう」と思うほどでした。
特に以前は週末ごとに必ず蓋を外してブラシで溝を洗い、乾燥させるのが恒例でしたが、その作業がなくなったことで精神的にも負担が減りました。
さらに、風呂蓋をやめたことで浴室全体の見た目がスッキリし、開放感もアップ。
今では、入浴後の片付けや掃除にかける時間を別の家事や趣味に回せるようになり、暮らしの満足度が高まっています。
特に、以前は週末に必ず蓋をゴシゴシ洗っていたのが、なくなったことでその時間を別のことに使えるようになり、生活の質が上がったと感じています。
風呂蓋の代用品を検討しよう

100均で手に入る便利な代用品
100均には保温シートや浴槽カバーがあり、安く手軽に代用可能です。
必要な分だけ使い捨て感覚で取り入れるのもアリです。
薄手のシートなら取り扱いも簡単で、使用後はさっと拭くだけで清潔に保てます。
コストを抑えたい家庭にはぴったりです。
さらに、100均では保温シート以外にも吸着タイプの断熱シートや、切り貼りできる防水テープなども充実しています。
これらを組み合わせることで、自分仕様のカスタマイズも可能になります。
例えば、保温シートとアルミシートを二重に重ねると、より高い断熱効果が得られます。
また、収納や乾燥に便利なフックやラックも揃っているため、浴室の整理整頓まで一度に実現できるのが嬉しいポイントです。
家庭によっては一度に複数枚買っておき、汚れたら気軽に交換するというスタイルを取り入れる人も多く、常に清潔な状態をキープできます。
手頃な価格だからこそ試しやすく、初めて風呂蓋をやめようと考えている方の入門編としても最適です。
ニトリで見つけたプラダンの魅力
軽量でカットしやすいプラダン(プラスチック段ボール)は、サイズを合わせればオーダーメイド感覚で風呂蓋代わりに使えます。
耐久性も高く、繰り返し使っても劣化しにくいのが特徴です。
必要に応じて2枚に分けて使えば、取り回しもしやすく、掃除や乾燥もラクになります。
発泡スチロールの効果と活用方法
発泡スチロールの板をカットして浴槽に浮かべれば、高い保温効果が得られます。
軽いので扱いやすく、掃除も簡単です。
さらに、浮かせて使うことで湯面全体をカバーできるため、冬場の保温力は想像以上。
使わないときは立て掛けて乾燥させるだけで清潔に保てます。
風呂蓋代用品の比較表
| 代用品 | 特徴 | メリット | デメリット | 価格目安 |
|---|---|---|---|---|
| 100均シート | 薄手・手軽 | 安い、交換しやすい | 耐久性が低い | 100〜300円 |
| プラダン | 軽量で加工しやすい | サイズ調整可、繰り返し使える | 大きめサイズは収納に工夫が必要 | 500〜1500円 |
| 発泡スチロール | 高い保温力 | 軽い、安価 | 割れやすい | 500〜1000円 |
| 専用マット | 厚手・高耐久 | デザイン性あり、保温効果大 | 価格が高め | 2000円〜 |
自作風呂蓋のアイデアと手作りのススメ

素材から選ぶ!自作風呂蓋の組み合わせ
- プラダン+アルミシート:軽量で加工しやすく、断熱性にも優れています。
アルミシートを貼ることで保温力が高まり、冬でもお湯の温度をしっかり保てます。
DIY初心者でも扱いやすく、コストも抑えられるのが魅力です。 - 発泡スチロール+防水テープ:発泡スチロールは浮力があり、浴槽にぴったり浮かせることで熱を逃がしにくくなります。
防水テープで補強すると水分の侵入を防げるため、長持ちさせることができます。
軽くて持ち運びもラクなので、特に一人暮らしの家庭におすすめです。 - 透明フィルム+断熱マット:透明タイプにすると湯面が見えるため、子どもの安全確認もしやすく安心です。
さらに断熱マットを組み合わせることで高い保温効果を発揮します。
こうした組み合わせでオリジナルの風呂蓋を作れます。
自分のライフスタイルや入浴習慣に合わせて素材を選べる点が大きなメリットです。
長持ちする手作り風呂蓋の作り方
防水性のある素材を選び、端をテープで補強すれば耐久性がアップ。
掃除もしやすくなります。
さらに、定期的に水気を拭き取ることでカビや劣化を防ぎ、長期間使うことができます。
使用後は浴室内でしっかり乾かすことも重要です。
こうしたちょっとした工夫が、結果的にコスト削減にもつながります。
フックを使った風呂蓋収納アイデア
使わないときは壁にフックを取り付けて立て掛け収納。
浴室が広く使えてカビ防止にもなります。
マグネットフックや突っ張り棒を活用すれば、収納の自由度もさらにアップ。
小さなスペースでも効率よく片付けられ、見た目もスッキリします。
風呂蓋をやめた後の掃除法

ラクな浴室掃除の手順
風呂蓋がなくなると掃除の範囲が減り、シャワーで流すだけで済むことも増えます。
特に浴槽のフチや溝に水垢やカビが溜まりにくくなり、掃除にかける時間が短縮されます。
実際の手順としては、入浴後に浴槽を軽くシャワーで流し、スポンジでさっと撫でるだけで十分。
定期的に床や壁を中性洗剤で洗うと、さらに清潔さが保てます。
また、浴室全体を最後に冷水で流すことで湿気が減り、カビ防止にもつながります。
さらに、換気扇を10〜15分ほど回しておくと湿気がこもりにくく、より快適な環境が維持できます。
より丁寧に掃除したい場合は、週に一度ほど浴槽の排水口や金具まわりをブラシで擦り、石けんカスや皮脂汚れを落とすと安心です。
シャワーヘッドや鏡、棚などの小物も軽く拭き取っておくと、水垢が蓄積せず結果的に掃除がラクになります。
こうした習慣を組み合わせれば、毎日の掃除にかける労力は最小限で済み、長期的に浴室全体の清潔をキープできます。
掃除方法の簡易ステップ表
| 頻度 | 手順 | ポイント |
|---|---|---|
| 毎日 | シャワーで浴槽と床を流す | 最後に冷水で湿気減少 |
| 週1回 | 排水口や金具まわりをブラシ洗浄 | 石けんカス・皮脂汚れ防止 |
| 月1回 | カビ取り洗剤で徹底掃除 | 予防的に早めに対処 |
風呂の保温効果を高めるアイテム

アルミシートの活用法と効果
浴槽に浮かべるだけで湯温低下を防止。
安価で導入しやすいアイテムです。
さらに、軽量で扱いやすいので毎日の出し入れも簡単です。
切ってサイズを調整できるため、浴槽の形状に合わせてぴったりフィットさせることも可能です。
厚手のタイプを選べばより断熱効果が高まり、長時間お湯を快適な温度に保てます。
また、使わないときは丸めて収納でき、スペースを取らない点も便利です。
浴槽の温度を保つ便利なマット
ニトリやホームセンターには断熱効果のある専用マットがあり、風呂蓋の代用品として人気です。
マットタイプはアルミシートよりも厚みがあり、しっかりとした作りで耐久性が高いのが特徴です。
さらに、防カビ加工や撥水加工が施されている製品も多く、清潔さを長期間維持できます。
色やデザインのバリエーションも豊富で、浴室の雰囲気に合わせて選べる楽しさもあります。
掃除もラクに!保温アイテムの比較
アルミシートはコスパ良し、マットは耐久性良し。
生活スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
短時間で効率的に使いたい人にはアルミシート、長期的な使用や見た目にもこだわりたい人にはマットが向いています。
どちらのアイテムも扱いやすく、風呂蓋を使わない生活に自然に取り入れられるので、家庭ごとのニーズに応じて選びましょう。
保温アイテム効果の比較表
| アイテム | 保温効果 | 掃除のしやすさ | 耐久性 | コスパ |
|---|---|---|---|---|
| アルミシート | 中 | ◎ | 中 | ◎ |
| プラダン | 中〜高 | ○ | 高 | ○ |
| 専用マット | 高 | ○ | 高 | △ |
風呂蓋の代用品の選び方

価格で選ぶ風呂蓋代用品
- 100均:コスパ重視で、手軽に導入できるのが魅力。
複数枚購入して使い分けることで常に清潔を保ちやすく、買い替えも負担になりません。 - ニトリやホームセンター:耐久性重視で、しっかりとした素材を選べるのが特徴。
長期間使う場合や頻繁に入浴する家庭では結果的にコストパフォーマンスが高くなる傾向があります。
さらに、デザイン性やサイズの選択肢も多く、浴室の雰囲気に合わせて選びやすい点もメリットです。 - 専門店やネット通販:価格帯はやや高めですが、断熱効果や機能性に優れた商品が豊富で、より快適さを求めたい人におすすめです。
レビューを参考にすると失敗も少なく、自分に合ったアイテムを見つけやすいです。
サイズや形状の検討ポイント
浴槽の形や家族の使い方に合わせてカスタマイズすることが大切です。
小さな子どもがいる家庭では軽量タイプが便利で、家族の人数が多い場合は複数枚に分割できるタイプが使いやすいなど、ライフスタイルに合わせた工夫が重要になります。
さらに、収納場所の確保も考慮すると、無理なく継続的に使える代用品を選びやすくなります。
効果と利便性の両立を目指す
掃除のしやすさ・保温力・収納性のバランスを見極めることがポイントです。
たとえば保温力を優先すれば厚手のマットタイプ、掃除のしやすさを重視すればアルミシートタイプなど、求める効果によって最適解は変わります。
利便性とコストの両面から見て、自分の生活に合った代用品を見つけることが快適な入浴時間につながります。
風呂蓋をやめたいあなたへアドバイス
注意すべき点とその対策
- 長時間お湯をためておく場合は保温アイテム必須。
特に冬場や追い焚きをしない家庭では、アルミシートや発泡スチロールなどを活用してお湯の温度をキープしましょう。 - 子どもの入浴時間がバラバラな場合は部分的な代用品を活用。
たとえば半分サイズのプラダンや小さな保温マットを使えば、必要な分だけカバーできて便利です。 - 高齢の家族がいる場合は軽量で扱いやすい素材を選ぶと安心。重たい蓋は事故のもとになるので注意が必要です。


