忙しい平日の夜、「今日は味噌汁だけでも…」と思ったときに助かるのが“だしパック”。
でも価格も種類も多すぎて、どれを選べばいいのか迷いますよね。
この記事では、【コスパ最重視】と【化学調味料不使用しばり】の2つの視点で、国内で手に入りやすい人気のだしパックをランキング化。
最後に料理別のおすすめもまとめました。
- 結論:最安級はドンキ、“無添加派”の最強コスパはトップバリュ天然だし
- “味付き”はとにかく時短、素のだしは味調整が自由
- みそ汁は軽め→2袋使いで満足度UPという手もあり
- 価格は税込の参考値。店舗・時期で変動するので目安にどうぞ
価格はあくまで参考の税込目安です。最新の価格が調べられず、2024年の価格を参考にしている商品もあります。地域や店舗、セールで価格は変わります。最新の店頭・公式表示をご確認ください。
家計に優しい!コスパ最重視のだしパックおすすめベスト5

第1位:ドンキ 情熱価格 贅沢旨味だしパック
参考価格(5g×36、647円 → 約18.0円/袋)
とにかく最安級。毎日みそ汁・煮物のストック用途に◎。※原材料に「調味料(アミノ酸等)」入り。スーパーの棚でもよく見かけ、まとめ買いしやすいのが特徴。コスパを第一に考えるならまず候補に上がる一品です。
推しポイント:コスパ圧倒。常備向き/注意点:やや塩味・しょうゆ風味が付くので味付けは控えめスタートで。料理初心者は特に、薄めから少しずつ調整すると失敗しにくいです。
第2位:トップバリュ 天然だしパック かつお味(焼きあご入り)
参考価格(9g×14、267.84円 → 約19.1円/袋)
国産だし素材のみ(塩・醤油等無添加)で味の下支えが優秀。薄めなので2袋使いで満足度↑。イオン系列で入手しやすく、無添加派の家庭には頼れる常備品。価格と素材の安心感のバランスが抜群です。
推しポイント:化学調味料不使用で後味すっきり/活かし方:すまし汁・うどん出汁など澄んだ味に。薄めの仕上がりなので、具沢山の味噌汁や大人数分を作るときには2袋使用すると一層深みが出ます。
第3位:ヤマキ だしパック 合わせ
参考価格(8g×20、503円 → 約25.2円/袋)
大手の定番で入手性抜群。クセが少なく和食全般に万能。スーパーやドラッグストアで常に見つかる安心感も大きな魅力です。手に入りやすいので、急な来客や料理初心者にも強い味方になります。
推しポイント:香りとなじみの良さ/活かし方:炊き込みご飯や煮物のベースに。家庭の定番料理に使いやすく、どの世代にもなじみやすい風味です。
第4位:シマヤ 味付きおだし
参考価格(8g×20、648円相当 → 約32.4円/袋)
醤油や塩が入った“味付き”で時短。忙しい日や大量調理に向く。※化学調味料(アミノ酸等)入り。味が決まりやすく、料理に時間をかけられないときや一人暮らしにもぴったり。失敗しにくい点も人気の理由です。
推しポイント:入れるだけで味が決まりやすい/活かし方:鍋や豚汁など具材多めの料理に。特に冬の鍋料理や豚汁には強い味方。お弁当用のおかず作りにも応用しやすいです。
第5位:やすまる 和風万能だし
参考価格(8.8g×30、1,380円例 → 約46.0円/袋)
コク強めで少量でも決まりやすい。ネット入手が容易。※化学調味料(アミノ酸等)入り。風味が濃いので、料理の格を一段上げたいときに重宝します。家庭用としてはやや高めですが、料理好きに人気のあるブランドです。
推しポイント:力強い旨味/活かし方:煮物・うどんつゆの“濃いめ”設計に。おでんやすき焼きなど、しっかりした味付けが求められる料理におすすめです。
コスパ次点のおすすめだしパック
- マエカワテイスト 天然だしパック特撰(10g×25、1,177円例 → 約47.1円/袋)
- 博多名島屋 新だし(カツオ)(8g×50、2,380円 → 約47.6円/袋=コストコ)
マエカワテイストは化学調味料・食塩不使用で素材感を重視する人に支持されており、香りと旨味がじんわり広がるのが特徴です。煮物や鍋だけでなく、シンプルな味噌汁や茶碗蒸しにも合います。パック自体が大きめなので、たっぷりだしを取れる点も安心です。
博多名島屋の「新だし」は、力強いコクと濃厚な風味が特徴。九州のだし文化を反映した商品で、そばつゆや煮物、濃い味をつけたい料理に向いています。コストコなどでまとめ買いができるため、大量消費する家庭やイベント料理でも使いやすいです。開封後は冷暗所保存がおすすめで、鮮度を保つ工夫をすると最後まで美味しく使えます。
化学調味料不使用部門!コスパの良いだしパックおすすめランキングトップ5

第1位:トップバリュ 天然だしパック かつお味(焼きあご入り)
参考価格(9g×14、267.84円 → 約19.1円/袋)
原材料は魚介だし素材と昆布のみ。毎日のみそ汁・うどんつゆのベースに。塩分や醤油などの調味が入っていないため、味の自由度が高く、家庭の味付けに合わせやすいのが特徴です。普段使いはもちろん、子どもや高齢の方にも安心して提供できます。イオン系列で常に手に入りやすいのも大きな魅力です。
第2位:マエカワテイスト 天然だしパック特撰
参考価格(10g×25、1,100〜1,200円例 → 約44〜48円/袋)
化学調味料・食塩不使用表記。素材の旨味で幅広く活用可能。魚介と昆布のバランスがよく、煮物や味噌汁、茶碗蒸しにも活躍します。特に、濃いめのだしを効かせたい和食にぴったりで、プロ志向の家庭にも人気があります。香りがしっかり立つので、料理全体がワンランク上の仕上がりに。
第3位:博多名島屋 新だし(カツオ)
参考価格(8g×50、2,380円 → 約47.6円/袋)
うま味調味料不使用。濃いめのだしが取りやすく、煮物やそばつゆに。九州発のブランドで、深みのあるコクと甘みが特徴です。麺類のスープや濃いめのおでんだしに適しており、寒い季節の鍋料理にもおすすめ。大量パックなので、頻繁に料理する家庭にはコスパも良好です。
第4位:無印良品 素材を生かしただしパック かつおと昆布
参考価格(8g×10、550〜590円 → 55〜59円/袋)
原材料は「かつおぶし・昆布のみ」のシンプル設計。吸い物や薄味仕立てに。無印らしいシンプルで安心感のある構成で、調味料を極力排したい人に好評。値段はやや高めですが、その分品質は安定しており、家庭でも来客時にも安心して使えるクオリティです。香りが澄んでおり、上品な和食にマッチします。
第5位:ヤマキ 鰹節屋のだしパック
参考価格(9g×8、486円 → 約60.8円/袋)
天然素材100%(調味料不使用)。香り高く上品。大手メーカーならではの安定した品質と、入手性の良さが魅力です。少量パックで使い切りやすく、試しに無添加だしを導入したい人にも最適。吸い物やお雑煮など、素材そのものの香りを活かす料理に適しており、贅沢感のある仕上がりになります。
比較表

| 商品名 | 濃さ目安 | 味付き(塩・しょうゆ等) | 化学調味料 | 1袋あたり目安(円) | 向く料理の例 |
|---|---|---|---|---|---|
| ドンキ 情熱価格 贅沢旨味だしパック(5g×36) | ★★★★☆ | あり | 使用 | 18.0 | 毎日のみそ汁、炒め物の下味、煮物の“時短” |
| トップバリュ 天然だしパック かつお味〈焼きあご入り〉(9g×14) | ★★☆☆☆ | なし | 不使用 | 19.1 | すまし汁、上品なみそ汁、うどんだし |
| ヤマキ だしパック 合わせ(8g×20) | ★★★☆☆ | なし | 不使用※エキス系あり | 25.2 | 和食全般のベース、炊き込みご飯 |
| シマヤ 味付きおだし(8g×20) | ★★★★☆ | あり | 使用 | 32.4 | “入れるだけ”で味決め、鍋・大量調理 |
| やすまる 和風万能だし(8.8g×30) | ★★★★★ | あり | 使用 | 46.0 | こってり系の煮物、濃いめのみそ汁 |
| マエカワテイスト 天然だしパック 特撰(10g×25) | ★★★☆☆ | なし | 不使用 | 47.1 | 素材味重視の煮物・おでん、上品な吸い物 |
| 博多名島屋 新だし(8g×50 など) | ★★★★☆ | なし | 不使用 | 47.6 | そば・うどんつゆ、だし感を立てたい煮物 |
| 無印良品 だしパック かつおと昆布(8g×10) | ★★☆☆☆ | なし | 不使用 | 55.0 | 吸い物、薄味仕立て、茶碗蒸し |
| ヤマキ 鰹節屋のだしパック(9g×8) | ★★☆☆☆ | なし | 不使用(素材100%) | 60.8 | 香り重視のみそ汁、澄んだお吸い物 |
凡例と補足
- 濃さ目安:私見ベースの“味の出方”指標です(★5=濃い、★1=すっきり)。同量の水で煮出したときの体感を想定。
- 味付き:塩・粉末しょうゆ・砂糖などが入っており、出汁だけで下味がつくタイプ。
- 化学調味料:原材料欄の「調味料(アミノ酸等)」の有無で判定。不使用=“化学調味料不使用”(酵母エキスやエキス類は含む場合あり)。
- 1袋あたり目安:直近の参考価格を袋数で割った目安(店舗や時期で変動します)。
料理別のおすすめだしパックはこれだ!

毎日のみそ汁/普段使い
ドンキ 情熱価格、トップバリュ 天然だし(薄めなら2袋で満足度UP)。
家庭の定番であり、具材を選ばずに使いやすい。特に忙しい朝や夕食にぱっと用意したいときに役立つ存在で、だしがあるだけで料理全体の満足感が一段上がります。
うどん・そばのかけ汁/すまし汁(澄んだ味)
ヤマキ 鰹節屋のだしパック、無印 かつおと昆布(素材のみで雑味少なめ)。
スッキリとした風味で麺類を引き立て、澄んだ色合いの汁物に仕上がるので来客時やおもてなしにもおすすめです。香りが上品で、素材そのものの味わいを大切にしたいときに最適。
煮物・おでんなど“しっかり旨味”
やすまる 和風万能だし、博多名島屋 新だし(力強いコクで味が決まりやすい)。
具材にしっかり味がしみ込み、短時間でも本格的な仕上がりが可能です。冬のおでんや筑前煮、肉じゃがなど濃い味を求める料理に相性抜群で、家族全員が満足する味に仕上げられます。
時短&味付けまで一気に決めたい
シマヤ 味付きおだし(醤油・塩入りの“味付き”で調味の手数を削減)。
一袋でベースの味が完成するので、調味料をいちいち量る手間を省けます。平日の夕食や弁当用のおかず作りに重宝し、初心者でも味が決まりやすいのが魅力。味の再現性が高いので失敗しにくいのもポイントです。
上品な吸い物・茶碗蒸し・お雑煮
ヤマキ 鰹節屋のだしパック、トップバリュ 天然だし(化学調味料不使用で後味すっきり)。
薄味で澄んだ風味を出したい料理にぴったりで、お祝い事や特別な日の料理にも活躍します。優しい味わいが具材を引き立てるため、素材の旨味を楽しみたいときに特におすすめです。
そもそも、なぜだしパックを使うといいの?

だしパックとは?その魅力と選ぶ理由
・袋ごと煮出すだけで安定した味と時短が叶う。短時間で均一な風味が出せるので、忙しい人や初心者にも向いています。
・粉末を破って使えば、炒め物の下味やふりかけ代わりにも応用可能。チャーハンや野菜炒めに加えるだけで味がグッとまとまります。
・顆粒だしより素材感が出やすく、だし取りより後片付けが楽。パックをそのまま捨てられるためキッチンも清潔に保ちやすい。
・保存性も高く、常温で置ける商品が多いので防災や常備食としても便利です。ストックしておけば急な料理にもすぐ対応できます。
だしパックの種類とその特徴
・魚介系ブレンド(かつお・いわし・さば・あご)…香りとコクのバランスが良く、みそ汁〜煮物まで万能。家庭料理の定番として使いやすく、幅広い料理に対応可能です。
・昆布/椎茸寄り…旨味は豊かだが色は澄みやすい。吸い物やおでんに。素材の味を邪魔せず、上品な仕上がりに導きます。精進料理や野菜中心の料理に好相性です。
・味付きタイプ…塩・しょうゆ等が配合。失敗しにくい反面、味の微調整はやや苦手。忙しいときや初心者が時短で料理を仕上げたいときに最適で、特に鍋や豚汁など具材が多い料理に重宝します。
だしパックの使い方と活用レシピ

基本的な使い方|水出しと煮出しの違い
・水出し(冷蔵庫で3~6時間):澄んだ味・香り控えめ。翌朝の味噌汁やうどんつゆに。時間はかかるが失敗が少なく、雑味のないクリアなだしが取れるのが特徴。冷蔵庫で作り置きしておくと朝食準備がぐっと楽になります。
・煮出し(沸騰後3~5分):短時間で“出汁感”が立つ。煮物や鍋物に向く。火加減を調整すれば濃さも変えられるため、料理によって使い分けやすい。急いでいるときや夕食の準備にも重宝します。
美味しい味噌汁を作るためのテクニック
- だしは気持ち濃いめに取り、味噌は控えめに。味噌を多く入れるよりもだしの香りを生かすことで上品な味に仕上がります。
- 具材に合わせて合わせ味噌/白味噌を使い分け。豆腐やわかめならすっきり系、根菜や豚肉なら濃いめの味噌が好相性です。
- 味噌は火を止めてから溶く。煮立たせると香りが飛んでしまうため注意。最後にネギや三つ葉を加えると彩りと風味が引き立ちます。
- 味噌汁を作り置きする場合は、味噌を入れる前の状態で保存しておき、食べる直前に味噌を溶くと風味が長持ちします。
万能だしとしての活用法|煮物やスープに
・筑前煮:やすまる/名島屋の“濃いめ”を。根菜や鶏肉にしっかりとだしが染み込み、短時間でも本格的な深みが出せます。
・おでん:トップバリュ天然だし+昆布を足すと上品。煮込む時間が長い料理なので、だしの澄んだ旨味が活きやすいです。具材の持ち味を邪魔せず、最後まで美味しく食べられます。
・和風スープ:ヤマキ合わせを基本に、しょうが・ごま油でアレンジ。簡単に中華風や韓国風にアレンジできるため、和食だけでなく多国籍な料理にも応用可能。パスタスープや雑炊にも転用できます。
だしパックを選ぶ際のチェックポイント

成分チェック|添加物やアレルゲンに注意
・「調味料(アミノ酸等)」の有無で化学調味料不使用を判定。無添加志向の人はここを必ずチェックすると安心です。
・エキス類・酵母エキスは化学調味料ではないが、風味の出方が変わるので好みで選択。素材由来の旨味を楽しみたい場合はシンプルな構成を選ぶとよいでしょう。
・小麦・大豆・さば等のアレルゲン表記は必ず確認。家族に食物アレルギーがある場合は特に注意が必要で、事前に必ず確認してから購入することをおすすめします。
・さらに、食塩や砂糖の有無も確認すると味の濃さをコントロールしやすく、減塩生活をしている人には大切なポイントになります。
風味と香りの違いを理解する
・“澄んだ香り”=かつお・昆布中心、“力強いコク”=いわし・さば・焼きあご入り、が目安。香りを基準に選ぶと料理の仕上がりのイメージがつかみやすいです。
・魚介の種類によっても風味が変わるため、家庭の好みに合わせて選ぶのがポイントです。例えば焼きあごは香ばしい香り、昆布はまろやかな旨味を与えてくれます。
保存方法と賞味期限の重要性
・未開封は常温可。開封後は湿気・酸化を避け、密閉して冷暗所または冷蔵に。冷凍保存が可能な製品もあるので、まとめ買いした場合は小分け冷凍も有効です。
・賞味期限は6〜18か月が目安。香りが落ちる前に使い切れる容量を選ぶ。購入時は賞味期限が長めのものを選ぶとストックしやすく、計画的に使い切れます。
おわりに|あなたにぴったりのだしパックを見つけよう
コスパに優れた選び方まとめ
・コスパ重視なら:ドンキ > トップバリュ天然だし > ヤマキ合わせ。特にドンキは日常使いに優れ、まとめ買いしても財布に優しいのが魅力です。
・無添加派の最安なら:トップバリュ天然だし一択。添加物を気にする人や子どもの食事に安心して使えるので、健康志向の家庭に人気があります。
・時短なら:シマヤの“味付き”が手堅い。調味料をほとんど足さずに済むため、忙しい日や初心者でも安定した仕上がりになります。料理が苦手な人にとっても大きな助けとなります。
美味しさと便利さを両立するだしパックの選び方
・みそ汁中心の人は“澄んだ系”+ときどき2袋使いで満足度UP。あっさりした味が基本ですが、2袋にすることで深みが増し、具材の種類に応じて調整できます。
・煮物・鍋が多いなら“濃いめブレンド”を常備。根菜や肉料理にしっかり味をしみ込ませたいときに力を発揮し、短時間調理でも本格的な味に近づきます。
・“素材だけで作りたい”なら化学調味料不使用を明記したものを。無印良品やヤマキの無添加ラインなどは、香りと透明感ある旨味を楽しみたい場面に最適です。
・加えて、使い切れる容量や保存のしやすさも選び方のポイント。少人数家庭は少量パック、大人数や常備目的なら大容量が便利です。
最後に:価格はあくまで参考の税込目安です。地域や店舗、セールで上下します。最新の店頭・公式表示をご確認ください。
主な出典(原材料・商品情報)


